【民事と刑事】違いって何なの? ~簡単に言うとシリーズ!~

ビートラック行政書士事務所 水谷です!

今回は民事と刑事の違いについてご説明していきます♪

わかりそうでわからない 簡単に言うとシリーズです!

ラフにわかりやすさ重視で書いています^^

📝point

  • 民事と刑事は、使う法律が違うよ
  • 民事は一般人と一般人(会社も)の話しだよ
  • 刑事は一般人と国家権力の話しだよ

📌民事と刑事は法律が違うよ

民事は主に民法という、一般人V.S一般人のルールを使って解決していきます。

刑事は主に刑法という、一般人(悪いことをしちゃった(であろう)人)V.S国家権力のルールを使って

解決していきます。

前者は、

A「貸した金返せ!」(権利がある!)

B「この前返しただろ!」(義務はない!)

とか、

A「自転車でぶつけられたところが骨折したぞ!100億円の慰謝料払え!」(権利がある!)

B「ぶつけたのは認めるけど、いくらなんでも100億は高すぎだろ!」(義務はない!)

など、人と人の争いの場面です。

このように、一般人と一般人の権利や義務に争いが起きた場合にどうするかを書いたルールブックが

「民法」典です!

後者は、

ルパンが銀行から宝石を盗んだケースで

銭形「ルパーン!逮捕だー」の場面です。

銀行が「ルパーン!宝石返せー」は民法の出番ですが、

銭形は国家権力として、悪者を逮捕しようとしています。

このように、一般人と国家権力の関係を記したルールブックが「刑法」典です!

📌民事と刑事って具体的に何が違うの?

民事は、「金返せ!」と言わなくてもOKです!もちろん言っても良いです。

自由なんです!

つまり、

A「確かにBにお金を貸したけど、この前俺のピンチを救ってくれたし、

まあ返してもらわなくてもいいか」

と思えば、請求しなくてもいいんです。

別に銭形警部はしゃしゃり出てきません。

権利は行使するもしないも自由です。

ところが刑事は違います。

宝石って盗んだらダメですよね笑?

銀行が良いと言っても、それを許していたら国が無法地帯になります。

そこで、「〇〇をしたら、ダメ!(××の刑に処す)」とルールを定めたんです。

つまり、刑事事件は、(親告罪を除いて)、お互い合意でOKとしてもダメで、

銭形警部が(勝手に)動き出します。

📌刑法って怖い?

銭形警部って怖いですよね。

どこにでも登場しますし、ルパン以外追いかけているところを見たことがないくらい、

執念深いです・・。

でも、宝石泥棒が罪でなければ、銭形はルパンを追いかけることができません。

それはタダのストーカーです。。

そうです。銭形がルパンを追いかけていいのは、それが犯罪だからです。

つまり、何でもかんでも警察の感覚で逮捕していいわけではなく、

刑法典に載っている犯罪以外はセーフ(犯罪ではない)なんです。

※刑法以外でも犯罪はありますが、ここではわかりやすく刑法に絞っておきます。

逆に言えば、刑法に触れさえしなければ自由なので、その意味で、国民の自由は保障されています。

これを刑法は「犯罪カタログだ」などと言ったりします。

銭形警部ってルパンを逮捕できるの?

銭形の代名詞は「ICPOの銭形だぁ」です。

国際刑事警察機構(インターポール)に、容疑者の逮捕権はありません・・。

なぜ、ルパンを逮捕しようとしているのか・・。

謎ですが、まあなんとなくかっこいいので良しとしましょう。

ちなみに、日本の警察官の服を着た人(恐らく警察官でしょう)も登場しますが、

彼らは逮捕権があります。

つまり、先陣を切っている銭形に逮捕権はないが、その後ろをついてきている警察官には

逮捕権があるんですね。

📌まとめると

民事は一般人対一般人の争いの話で、銭形関係ないんだなー。

刑事は犯罪者(容疑者)と銭形警部(国家権力)の話しなんだなー。

という理解でざっくりOKです。

ちなみに、民事も刑事も裁判がありますが、

民事裁判は弁護士などは不要で、一般人同士が裁判所でバチバチ戦えます。

ですが、刑事は弁護士がつかないと裁判が開始できません。

ルパンの相手方は最終的には検察官という法律のプロです。

(逮捕されると、検察に送られ、起訴されると裁判所で刑事裁判にかけられます。)

反面、ルパンは超一流の泥棒ですが法律は(多分)詳しくありません。

検察官「ルパン、君は懲役1億年だ!」(実際にはありえませんが)などと言われ、

同反論したらいいか、あたふたしているうちに

裁判官「黙っているということはみとめるということだな?懲役1億年に処する!」と言われたら

気の毒すぎますよね?

実際は、懲役9千万年くらいかもしれませんし。

そこで、人生を大きく左右するほど重要(民事と違ってお金で解決できる話ではない)ので、

弁護士という法律のプロフェッショナルを立てないと対等な裁判はできないだろう、

という配慮が働くわけです。

ルパンの弁護となったら、手を挙げる弁護士先生は多そうですね^^;

以上、簡単に言うとシリーズでした!

※イメージ先行ですので、細部は説明が欠けていたりします。

あくまでラフな説明と解釈下さいm(__)m

定義を見ていきましょう。

配偶者短期居住権の定義は

配偶者が被相続人の財産に属した建物に、相続開始時点で無償で居住していた場合、

最低6か月無償で使用できる権利」と言えます👆

配偶者居住権は、「全部永年無料」でしたが、

配偶者短期居住権は、(一部のみ無償で使っていたなら)「一部6か月無料」です。

だいぶ弱くなりました。。

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