
ビートラック行政書士事務所 水谷です!
今回は会社設立についてご説明していきます♪
わかりそうでわからない 簡単に言うとシリーズです!
ラフにわかりやすさ重視で書いています^^
📝point
- 必要書類を準備して、国に届け出るよ📍
- 設立登記という手続きをすれば成立するよ📍
- 行政書士など、法律の専門家のサポートがあると簡単だよ📍
📌会社ってなに?
会社とは、ざっくりいうと、
事業をするため人の集まりです!
個人事業主というのを聞いたことがあるでしょうか。
これは、「会社を作るほどではないけど、事業を自分でやりたいなー」って人が選ぶ事業形態です。
別に事業をするのに会社である必要はありません。
手編みのマフラーとかを売るのも、
安く仕入れてきた野菜を、少し高く他人に売るのも、会社である必要はありません。
ですが、世の中、会社を作るメリットがあるのでわけです。
📌会社を作るメリットってなに?
いくつか考えられますが、
一つ目は税金対策です。
規模がおおきければ、会社を設立することで税金面でメリットがでてくるでしょう。
二つ目は、「信用」、です。
株式会社YAMADAの山田太郎と申します!と営業に来られるのと、
初めまして山田太郎です!と来られるのではどちらが信用できるかという話です。
株式会社であれば、それなりの規模(メチャクチャ小さいこともあるので、宛になりませんが)
であることが少なくないので、取引するほうも安心感があります。
三つ目は、規模を大きくしやすいということです。
例えば株式会社であれば、株式(みなさんが、株と読んでいるのは、正式には株式と言います)
を発行するだけで、お金が集められます。
個人の場合、お金を出資してください!と菓子折りと名刺を配らないといけません(多分)。
4つ目は、責任を分けられる点です。
会社の形態にも寄りますが、会社は会社、自分(社長)は自分と、責任を分けることができるので、
会社が倒産しても、個人の家や車が持っていかれることはありません。
※社長が会社の保証人になっている場合などは話が別です。
📌会社の種類って何があるの?
まず、「法人」というものがあります。
これが一番大きな括りです。
その一つの種類として「会社」があります。
会社の中には、
株式会社、合同会社、合資会社、合名会社があります。
株式会社は一番有名ですね。「株式」というものを「売る」イメージです。
そうして集まったお金で会社を運営したりします。
合同会社は、株式ではなく、持分というものを売るイメージです。
合資会社、合名会社と合わせて「持分会社」と呼びます。
つまり、合資会社も合名会社も「持分」があるわけですが、
3社の違いは「責任」です。持分を買った人の責任が違うんです。
合同会社は責任が有限です。つまり、合同会社が潰れた場合、
持分(せっかく高いお金を出資して買ったのに)の価値が0円になって終わりです。
家も車も持っていかれずに済みます。
ところが、合名会社から持分を買った人は無限責任
(個人「も」、会社が失敗したら無限に責任をおうということ)です。
怖いですね・・。会社の財産で借金を返せないと、個人の家や車を売られてしまいます・・。
合資会社は、合同会社と合名会社のハイブリッドです。
無限に責任を負う人と、有限な人が混在します。
このような、メリット×会社の種類で、どんな会社形態を選ぶか決めていきます。
📌会社設立の方法
株式会社の設立方法は、
定款作成
↓
出資
↓
役員選任
↓
登記
です。
定款とは、日本国で言うところの憲法です。
そもそもの大ルールを決めておけ!ということです。
これには、公証人というお役人のお墨付き(4万円くらいかかります・・)が必要です。
定款を作ったら、出資(会社にお金を払ってもらいましょう)をします。
出資をした人は株主となります。
株主は会社の所有者です(株式を買うということはお金を払って会社(の一部)を買っているんです)
そして、実際、あーだこーだ頭を悩ませながら経営をしていく、取締役などの役員を選びます。
最後に登記といって、国に会社設立の届け出をして完了です。
持分会社はもっと簡単です。
定款作成
↓
出資
↓
登記
です。
会社の特性上、取締役がいません。
仲間意識の強い会社だと思ってください。
超仲良しの親友数名と会社を興すイメージです。つまり、全員代表のイメージです。
(もちろん、代表者を決めることはできます)
しかも、公証人の認証はいりません。つまりお墨付きなどいらないのです。
📌ズバリおススメは?
おススメは、
株式会社又は、合同会社です!
両者ともに「有限責任」(家も車も持っていかれずに済む)というのが最大の利点です。
知名度も十分です。
近年、合同会社の知名度も上がってきました。
規模を小さくする必要はありませんので、大きくしたければどんどん大きくしましょう。
あの、アップルもアマゾンも日本においては合同会社なんですよ👀
📌自分で会社って作れるの?
答えはyesです。
インターネットや法務局などで疑問は解決できると思います。
が、
こちらはあまりお勧めできません。
というのも、定款は社内規則のみならず、登記によって(登記した事項は)
対外的にも効力を生じるので、おかしな定款を作ると(→定款に沿って登記も発生します)
トラブルに巻き込まれたり、数年おきに不要な費用を支払う羽目になりかねません。
例えば、自動車保険。
意味は分からずとも、適当に項目を埋めれば保険契約はできます。
事故を起こした時も安心・・・でしょうか??
自分が20歳なのに、
支払い条件が「26歳以上の方が事故を起こした場合」となっていたらどうでしょう。
しっかりと意味を理解して手続きを進めないと、このようなトラブルが待っている・・
かもしれません。
弊所(行政書士)は、定款作成など設立に関するお手続を専門で扱っています。
スタートアップ支援も可能ですので、起業の安心スタートを応援いたします。
将来の安心、安全なスタートには専門家の力を利用するのが有益だと思いますので、
お気軽にご相談下さいませ。
※登記は司法書士に依頼します。